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2013.07.28 Sunday

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2013.07.11 Thursday

仮面ライダー龍騎-FILE ZERO- 『仮面ライダー龍吼』 プロローグ

 

ーそう、彼らは繰り返す。命ある限り、何度だって。その運命の渦の中で、自らの願いを、欲望を巡らせて行く。たった一度与えられた、命をチャンスにして。

そこにある光を手にするものに、架せられる十字架はただ一つ。


『戦わなければ、生き残れない!』




ー誰もいないビルの屋上で風に吹かれながら、彼は居た。悲しみとは違う冷めた表情で、ただ空をじっと見つめる。ロングコートのポケットに収まっている彼の手が、居心地悪そうにもぞもぞと動いた。彼は自分に問う。

”あれは失敗だったか?”

どうだろう。失敗といえば失敗かもしれない。しかし、何度自問しても、それが遠き過去の話であることに変わりはない。
13の命がせめぎあう、あの”儀式”を、もう一度。これが最後のチャンスかもしれない。

”あなたがどうであろうと、運命は変えられませんよ。”

彼以外誰も存在しない筈のこの空間で、そんな声がした。
彼は下を向きふっ、と笑みをこぼした。

「変えてみせるさ。」

なんだか自分がとてもばからしく思えた。しかし、その決意は固い。
もう一度。もう一度で良い。これですべてを終わりにしよう。

ポケットから抜け出した手には、一つのカードデッキ。彼の唇が小さく呟く。

「変身」

取り出された一枚のカード。さぁ、”もう一度”。

「待っていてくれ、優衣。」


《タイムベント》











2013.07.28 Sunday

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